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2016 年 12月 の日記

2016/12/21(水)

”最古のRPG” をウェブ上で見つけたのでちょっとプレイしてみました。

(2016/12/27 下記キーの組み合わせを訂正しました)

それは1975年、アメリカの南イリノイ大学でGary WhisenhuntとRay Woodが、「PLATO」という教育システム(コンピューター)の ”pedit5” というワークスペース内に作ったRPGで、「pedit5」や「dnd」などと呼ばれています。(Wikipedia

いきなり "イリノイ大学" と言われても、イリノイってどこなのかわからないと思うので、Googleマップで示しましょう。この赤丸のところが "イリノイ州" です。南イリノイ大学はイリノイ州にあるそうです。

マップで示してイメージわくでしょう?

当時、アメリカでは「ダンジョンズ&ドラゴンズ」という卓上で複数人で遊ぶロールプレイングゲーム(TRPG)が はやっていて、「dnd」はその影響を多分に受けているそうです。


fig.
▲Welcome to CYBIS

この日本語サイト(LINK)の案内に従ってアカウントを作成、管理者(外国の方)からのメールの返信を待ちます。アプリケーションのダウンロード、アプリケーションの起動(アクセス)を行います。

この画面でメールに記載された 名前 を入力します。

最初はパスワード作成を行うことになります。



fig.
▲Type the name of your CYBIS group

次の画面でメールに記載された グループ名 を入力します。

入力すると画面下部に枠で囲ったメッセージが現れます。

Windowsでは、Shift +Ctrl+ Alt + S で次の画面へ移動できます。(それを知らないと、ここは戸惑います)(2016/12/27 キーの組み合わせを訂正しました)

次の画面では作成したパスワードを入力します。



fig.
▲Choose a lesson:

パスワードを入力後、この入力画面で pedit5 と入力すると



fig.
▲WELCOME TO THE DUNGEON

「dnd」の画面になります。

レッスンを選択せよ、でゲームが入ったワークスペース名(pedit5)を入力するとは…どういうレッスンだ?



fig.
▲CORRIDOR
(コリドー:(ホテル・アパート・ビルなどでいくつもの部屋の出入り口をもっている)廊下、通廊、回廊地帯)

キャラクターを作成してダンジョンに入りました。

kawakawa は私の名前です。

意外と移動操作しやすいと感じました。

ドアに入るにはBキーを押してドアの方向(矢印キー)を押す。蹴破って入るらしい。。



fig.
▲Got it!

宝箱を見つけました。40ゴールド手に入れた!



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▲kawakawa Exp 1530, Gold 310

このゲームで遊んだ人の記録。私の名前 kawakawa は30番目に記録されました。


オレンジ色の文字が、いかにも古いコンピューターって感じです。

これが「最古のコンピューターRPG」ってことで良いみたいです。

最古のRPGが、大学の教育システムのなかでコッソリ作られたものだったとは…。当時の楽しさがうかがえます。


2016/12/17(日)

fig.
▲CDROMパッケージ スキャン画像

古いRPGの「ウルティマ」を購入しました。

「ウルティマ コレクション 日本版」

(エレクトロニック・アーツ/RPG/2003年)

もともと2,980円の商品ですがプレミア価格で6,500円(税込)でした。



このコレクションには9つの作品が収録されています。

起動方法

古いゲームなのでWindows10(64bit)という最新のOSで動作するのか心配でした。

しかし、Ultima I~VIは、同梱の「Anex86 for Ultima」というフリーウェアでちゃんと動作できました。

Ultima VII、Ultima VIIIは同梱のインストーラーを使っても「Windows XP/Meでは動作しない」と明記されているのでおそらくWindows10でも動かないでしょう。しかし、そこはフリーウェアで解決できます。

●Ultima I ~ VI を起動する:

  1. ウルティマコレクションCDROM内の anex86 フォルダをHDDへコピーする。
  2. ウルティマコレクションCDROM内の Ultima_1 フォルダをHDDへコピーする。
  3. コピーした anex86 フォルダ内の anex86.exe を実行する。
  4. 表示される画面の FDD1, FDD2 の欄にてコピーした Ultima_1 フォルダ内の U1_Ultima.fdi, U1_Save.fdi を指定する。(PC-9801というパソコンでフロッピーディスクをドライブへ入れる作業に相当する)
  5. 同じ画面の Start ボタンを押す。
  6. すると新しい画面が開いてPC-9801のエミュレートでゲームが起動する。

※インターネットから「Neko Project II」という同様のソフトウェア(PC-9801エミュレーター)をダウンロードして、同様に起動すれば同じように動作します。どちらでも好みのエミュレーターを使って起動すればいいと思います。

※ここで紹介したどのエミュレーターも、エミュレーターとして著作権上問題ないようです。

※CDROM内の Setup.exe はいっさい使用しませんでした。

●Ultima VII を起動する:

以下のサイトを見ながら作業したらWindows10で起動できました。

http://ultima.world.coocan.jp/ultima7/install.html

●Ultima VIII を起動する:

以下のサイトを見ながら作業したらWindows10で起動できました。

http://ultima.world.coocan.jp/ultima8/install.html


各スクリーンショットと堀井雄二氏が遊んだタイトルの推測

堀井雄二氏は「ウルティマ」と「ウィザードリィ」からヒントを得て「ドラゴンクエスト」を開発したそうです。

下表は今回動作させた「ウルティマ」のスクリーンショットです。(著作権を考慮して画像には黒帯を付けてあります)

表の赤色になっている行は、堀井雄二氏が当時遊んでいたと思われるタイトルを示しています。また「ドラゴンクエスト」の発売年「1986年」に近い「日本版発売年」を太字で示しました。それによると、同氏はNEC PC-8801というパソコンを所有していたらしく(LINK)、日本版の発売時期から言って、プレイしていたのは Ultima II, IIIではないかと推測されます。

No
スクリーン
ショット
タイトル
日本版サブタイトル
確認した
サウンド
海外発売年
日本版発売年
1
Ultima I
the First Age of Darkness
(意訳すると:闇の始まり)
BEEP音
1981 海外
1988 PC98/PC88
2 Ultima II
the Revenge of The Enchantress
(意訳すると:魔女の復讐)
BEEP音
1982 海外
1985 PC88/FM7
1989 PC98/PC88
3
Exodus:Ultima III
恐怖のエクソダス
※このパーティ制システムはウィザードリィからの影響
BEEP音
1983 海外
1985 PC88
1986 FM7
1989 PC98/PC88
以上3つが「Age Of Darkness(暗黒の時代)」というシリーズ3部作。

以下3つが「The Age Of Enlightenment(啓発の時代)」というシリーズ3部作。
4
Ultima IV
Quest of the Avatar
聖者への道
BEEP音
1985 海外
1987 PC98/PC88/FM7/..
5
Ultima V
Warriors of Destiny
運命の戦士
FM音源
1988 海外
1990 PC98/PC88/..
6
Ultima VI
the False Prophet
偽りの預言者
FM音源
1990 海外
1991 PC98

以下は「Guardian Saga」というシリーズ3部作のうちの2つ。
※シリーズの3作目「Ultima IX アセンション」はコレクションには未収録。
7
Ultima VII
the Black Gate
デジタル
高音質
1992 海外
日本版なし
7-2 Ultima VII part two
Serpent Isle
デジタル
高音質
1993 海外
日本版なし
8
Ultima VIII
Pagan:
デジタル
高音質
1994 海外
1995 PC9821


RPGの起源

ネットを調べると、「ウルティマ」や「ウィザードリィ」がRPGの最初ではないようです。

そこで、RPGの起源を探って表にまとめてみました。

初期のRPGが大型コンピューター(メインフレーム、商用コンピュータ、汎用コンピューター)で作られたことからコンピューターの歴史も一緒に並べてみました。

調べてみると、1974年に発売されたテーブルトークRPGである「Dungeons & Dragons」が役割演技ゲーム(RPG)の一番最初のようです。どんどんさかのぼるとRPGを作った動機というのはJ.R.Rトールキンの中世ファンタジー作品に行きつくようです。

年代 RPGの歴史
(一部のリンクは英語ですが、スクリーンショットが見られます)
コンピューターの歴史
大型コンピューター パーソナルコンピューター(PC)
ヨーロッパ神話・伝承
「ベオウルフ」
※トールキンの作品はいくつかのヨーロッパの神話伝承から多くの影響を受けている。LINK(LINKの2段落目)
コンピューターらしいコンピューターは存在しない時代
1930年代 1936
アラン・チューリングが
チューリングマシン提示
(数学的に議論できる仮想計算機)
1937 小説の「ホビットの冒険」(J.R.R.トールキン著)が出版される。
※”トールキンは自分の子供たちを喜ばせるために話を作ることを楽しみにしていた”(下記LINKの3段落目)
※”トールキンは、自分の空想物語が一般に受け入れられるとは夢想だにしなかった” (下記LINKの4段落目)
LINK

PCは存在しない
1938
Zuse Z1
(世界で最初のプログラミング可能コンピューター)
1940年代


1950年代 1951
UNIVAC I
1954 小説の「指輪物語」(J.R.R.トールキン著)が出版される。
1960年代 1964
IBM System/360
1970年代 1971 ウォーゲームである「Chainmail」が販売される
※”Chainmailはトールキンから影響を受けて制作された最初の、商業的に入手可能な中世ファンタジーウォーゲームである”(英語版Wikipedia「Chainmail」の冒頭より)
※(Chainmailを制作した)ガイギャックスたちはSFやファンタジー小説の読者でもあった LINK(LINKの2段落目カッコ内)

1974 テーブルトークRPGである「Dungeons & Dragons」が販売される
※役割演技ゲーム(RPG)としては、これが世界で初めてのものと考えられる。
※その前身はウォーゲーム「Chainmail」 LINK

「無名」(汎用コンピューター)
「m199h」(汎用コンピューター)
(ここで初めてRPGとコンピューターが出会ったようだ)

Altair 8800(最初のPC)
1975 dnd」(汎用コンピューター)
※上記「無名」、「m199h」、「dnd」はいずれもイリノイ大学の教育システム「PLATO」上のワークスペース「pedit5」の中で学生が作ったもので、「無名」、「m199h」はシステム管理者によりすぐに削除されたらしい。


1976 Dungeon」(大型コンピューター)
※Don Daglowが作ったこの「Dungeon」はWEB上のどこにも画像がない。(同名の別の後発ゲームの画像はある)
※”TRPGに触発される形で「Dungeon」や、「pedit5」、「dnd」といった初期のRPGが登場し、のちにウルティマといった作品の原型になっていく” LINK(LINKの1行目)

Apple I
1977

Apple II
TRS-80
1978


1979 アカラベス」(Apple II用)
※Ultimaの前作。
※現在はGOGとギャリオット氏の提携で無料で配布されている LINK(0円での販売ページ)

アプシャイ」(TRS-80, Apple II用)
※アカラベスとアプシャイの参考ページ LINK

NEC PC-8001(8bit)
1980年代 1980 Rogue」(UNIX用)
”ローグはウルティマやウィザードリィと比べ、マイナーなゲームであった" LINK
大型コンピューター全盛期
1981 ウルティマ」(Apple II用)
※”タイルグラフィック”(マップチップ?)が発明され、「ウルティマ」において使われた。LINK(LINKの2段落目)
※「ウルティマ」のタイルグラフィックを開発したKen Arnoldと、上記「Rogue」の開発者の一人のKen Arnoldは別の人という記載がある。LINK(「References」の箇条書きの4個目)
ウィザードリィ」(Apple II用)
※”「Dungeons & Dragons」をパソコンで再現するために製作したもの” LINK(LINKの1段落目)

IBM PC(16bit)
NEC PC-8801(8bit)
1982

NEC PC-9801(16bit)
1983

ファミコン
1984 ザ・ブラックオニキス」(PC-8801用)
※日本初のファンタジー・コンピュータRPG
※”ウィザードリィ(海外版)を元にシステムを簡素化” LINK
ドルアーガの塔」(アーケード)
※アクションロールプレイングゲームの草分け的存在
ハイドライド」(PC-8801用)
※日本でコンピュータRPGの基礎を作った作品
※ブラックオニキス、ドルアーガの塔から影響を受けた

Macintosh
1985 「ウルティマ II(日本版)」(PC88/FM7)
ウィザードリィ(日本版)」(PC88/PC98)
ハイドライドII」(PC-8801用)
※ドラゴンクエストが日本の初めてのRPGではなく、パソコンゲームなどで以上6作品(調査からもれたものを含めればそれ以上)が存在していた。


1986 ドラゴンクエスト」(ファミコン)
※リンクは英語版のドラクエのWikipediaページとした。(英語版Wikpediaは著作権がゆるく、画面が掲載されているため)
※ファミコンには無理と言われたRPGをエニックスが初めて開発したのが「ドラゴンクエスト」であり、この成功例をもとにスクエアが「ファイナルファンタジー」を開発した。LINK(LINKの5段落目)


1990年代 1990
大型コンピューターがPCへ淘汰されていく

初期のRPG群が、おもに Apple II で作られているのが意外です。それまで汎用コンピューターで一部の学生がRPGを作っていましたが、Apple IIが登場したとたんにApple IIで開発され始めたのが表から見て取れます。古い時代に思いをはせながらRPG開発を楽しむなら、AppleのMacで開発するのがいいかもしれません。

(「汎用コンピューター」とは、商用計算または科学技術計算のほかに別の用途で使えるコンピューターのことで、対比語の「専用コンピューター」とは商用計算または科学技術計算を行うコンピューターのこと)

私は小学生のころドラゴンクエストがとても面白くて、それで、40歳を過ぎた現在に至るまで「RPGを作りたい」と言っています。

しかし、ドラゴンクエストに憧れてRPGを作れば、「すでにある同じものを作っている」ということになりかねません。憧れて作るのは楽しいのですが、作ったものを視聴する人たちには「なんだ同じじゃん」という印象を与えてしまうかもしれません。

そこで、「ドラゴンクエストを作った開発者が当時ウルティマで遊んでいて、ドラゴンクエストはウルティマの影響を受けた」ということなら、私はドラゴンクエストの開発者と同じになるべく、ウルティマからRPGのエッセンスを得ようとするわけです。(その目的で今回ウルティマを買いました)

そしてさらには、「ではウルティマはどこから来たのか?」という疑問も浮上します。

そうやって今回調べていて見つけたのが、「Dungeons & Dragons」(TRPG)であり、J.R.Rトールキン(「指輪物語」)です。

そしてそれらは、どうやら、「人間が欲するアドベンチャー(冒険)へのあこがれ」や、「子供たちに物語を聞かせる楽しみ」から生まれたもののようです。

私もそういう動機でRPGが作れたらな、と思います。


2016/12/4(日)

最近はゲーム音楽は日本falcom(ゲームソフト会社)から少し離れ、スクエニの「サガ」シリーズを聴いています。

(前回購入したfalcomの「英雄伝説III」がちょっと はずれ だった気がしました)

サガフロンティア1(アセルスなどが活躍するストーリー)、サガフロンティア2(ギュスターヴやウィル・ナイツなどが活躍するストーリー)など。(リンクはiTunesプレビューのページを開きます)

特にサガフロンティア1のほうは荘厳(そうごん)な感じが良いです。

また、どちらもバトルの音楽がかっこいいです。


fig.
▲文書「HTML要素のドラッグ&ドロップ」

このところ休日になると付きっきりでドラッグ&ドロップのサンプルプログラム(JavaScript)を作っています。

ものすごく時間をかけて、この程度しかできないなと思いました。世の中のすぐれた人たちはもっと早くプログラムしてしまうんだろうなと。

でもそういうことよりも自分なりに夢中になって取り組んでいることのほうが大切です。

今回はとにかく座標で参らされました。思った通りの座標計算ができない…。座標計算というのはプログラミングをトータルで見たときに割と悩まされる大きなカテゴリのひとつだと思います。前にも似たようなことで悩んでいました。今回は土日の夜間、延々と悩み、日曜朝の5時に就寝しました。座標に関する抜本的な解決方法を用意できればなと思いました。

悩んだものは解決され(アプローチを大幅に変えて朝の3時か4時ごろ一から作り直した)、動作は良好だと思います。

Firefox, IE, Chromeで確認したので、たいていのブラウザで動くと思います。ただしタッチ操作には非対応です。マウスを使ってください。

左の画像リンクをクリックすると文書へ移動します。


先月、JavaScriptによる作曲ソフトの「シーケンサー」を掲載しました。

fig.
▲「題名のないシーケンサー」

シーケンサーでは♪の代わりに、横長の小さな長方形がたくさん並んでいます。長方形の縦の位置が音の高さ、横の長さが音の長さを表しています。再生すると左から右へ向かって音を発声していきます。

左の画像リンクをクリックするとシーケンサーを起動します。


これらの長方形の音符を「図形」に見立てて、普通の作図ソフトのように扱えば、このシーケンサーを操作性の良いソフトウェアに仕上げることができそうだと思ったんです。

それでExcelの図形機能を踏襲して、ドラッグ&ドロップのサンプルを作った次第です。

fig.
▲今回の目的です。

試しに、作ったドラッグ&ドロップのサンプルで、シーケンサーみたいに図を並べてみました。

この図の配置を音符の配置として曲データに変換すれば、操作性の良いシーケンサーになるのではと思います。





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