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オシロスコープの感動

オシロスコープの必要性

「オシロスコープなんて個人の趣味で役立つ場面なんてあるの?何が面白いの?」

と思うかもしれません。私も思っていました。
 波形を表示するだけの単一の機能で数万円~数十万円?それだけのために買うのはちょっと…考えられないな。
 でも今ではお気に入りの測定器の1つになっています。

 私はPICマイコンのクロックピンの先からきれいなデジタル信号(矩形波)を発見したとき、オシロスコープがあって良かった、なかったらどうやってこういう信号を確認するのだろう?と思いました。


マイコンに挿入されるクロックを確認

 また、オシロスコープ入門の本で、

『エレクト ロニクス分野のエンジニアには必携の波形測定器として重宝がられています』

という言葉があって、私は確かにエレクトロニクスの分野の中にいて、この業界に本腰を据えたいと思っていました。それで私はオシロスコープを買おうと思いました

※購入したのはインステック社の「GDS-1072A-U」

※”オシロスコープ入門の本” →  リンク先のページのテキストの真ん中付近にその文面があります。

 また、オシロスコープのトリガという機能をちょっと頑張って使ってみると、スイッチ回路のチャタリングの瞬間をとらえることができます。(右図)
 また、ICのタイムチャートで、"このクロックが3回目に下がったときに、このパルスが入るはず…" というマイクロ秒の世界の動きもトリガで観察できます。シリアル通信のパルスも観察できます。これがイイとこです。

▲スイッチ回路のチャタリングをトリガした

オシロスコープの選択肢

安いものから高価なものまでいろいろ選べると思います。

選択肢1: 秋月オシロスコープキット


▲私が作成した日本語版マニュアル
組立と操作マニュアルがある。
 秋月電子通商のオシロスコープキット「06204KPL」。
 一番安いです。¥4,700-。商品ページ
 ただし、作って不具合なく使えるかどうか心配です。
 しかもマニュアルはすべて英語で日本語版はどこにもありません。
 …なので私が作っちゃいました。ほしい方はメールをください。
まで。
 メーカーに著作権があるため、おおっぴらに公開できません。

 参考までに不具合例を2つほど…

秋月オシロの不具合例1: プローブコネクタの接触不良

 私の場合、完成後、波形を測定してもうまく波形がでませんでした。原因は、プローブと本体を接続するコネクタのGNDの接触不良でした。コネクタをわずかに湾曲させることでGNDをしっかり接触させました。これで波形が出ました。


秋月オシロの不具合例2: ACアダプタコネクタの接触不良

 ACアダプタの接触不良が起こる場合もある。
http://bonkurabombom.blog.so-net.ne.jp/2013-04-03


 また、不具合なく完成したとして、目的の波形をユーザーの操作でとらえられるかどうかが心配です。

『波形は出ていると思うが、ボタンをあれこれ押しても、なかなか波形が画面に出てこない。波形を出している機械が壊れているのか、オシロスコープのほうが壊れているのか、またはどちらも壊れていなくて自分のやり方が間違っているのか…』

という状況になりやすい気がします。
 こういった特異なオシロキットは、電子回路やオシロスコープに慣れている人だからこそ使いこなせるんじゃないか、という部分もあると思います。

 オシロスコープに慣れていない人は、最近安いオシロスコープが出てきているので良いものを探してみてください。(→選択肢3)

選択肢2: 本格的なオシロスコープ

  私はインステック社の「GDS-1072A-U」を買いました。
 69,800円で高価ですが思い切って購入しました。
 電子回路の業界で頑張りたい人は、本格的なオシロスコープを購入するのは、とても良いことだと思います。
 私が買って感動した点や良かったと思う点は以下の通り。

感動した点

・SPI通信がなかなかうまくいかなくて、オシロスコープで調べていたところ、SPI通信のパルス波形をトリガで止めてじーっと見ていたのですが、波形の形が一定ではなくて、2進数のようにパルスが意味ありげに並んでいました。パルスを数えてみると…、自分でC言語でプログラムしたSPI送信データのバイト値そのものではありませんか!!
 ほんのマイクロ秒、ナノ秒の世界の波形がプログラム通りに目の前に現れている様にちょっと驚きました。

・スイッチを押したときのチャタリングの波形の様子を観測できたこと。またチャタリング防止回路の波形の様子を見たときはその美しさに感動しました。

"オシロスコープ"全体に言える良い点

・波形が見られる。オシロスコープが無ければどんな波形になっているかわかりません。
・5Vから0Vに落ちた瞬間など、条件で画面を止めて観察できる(トリガ)

この機種の性能としての良い点

・ボタン一つで自動で波形を表示してくれる。(電圧の大小やマイクロ秒、ナノ秒とか事前に考える必要がないです。これが初心者にとって強力。)
・2CHある。(プローブが2つあり、波形の比較ができる)
・周波数70MHzまで測れる。
・波形をJPG画像で「USBメモリ」に保存でき、ホームページで紹介できる。

…というわけでおすすめです。

選択肢3: その他オシロスコープ

各通販サイトのオシロスコープの商品リストへのリンクです。

●秋月電子>測定器>オシロスコープ>安い順
http://akizukidenshi.com/catalog/c/coscillo_ssp/

●マルツパーツ館>測定器>オシロスコープ>デジタルオシロ>価格順
マルツはリンクにできないけど、こんな階層。


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