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秋月オシロ(06204KPL)と秋月FGをつなげた様子

 秋月で売られているオシロスコープを使用した様子を紹介します。
 高価なオシロスコープを用意できない場合、このオシロは代用になるでしょうか。


 秋月オシロと秋月FGをつなげた様子。
 それぞれ秋月電子通商で通販されている製品です。
 どちらも自分で組み立てるツールです。

●写真上: 秋月オシロ ¥4,700(税込)
LCDオシロスコープキット 06204KPL


●写真下: 秋月FG ¥2,400(税込)
XR2206使用ファンクションジェネレーターキット



 波形の拡大写真。
 波形は2kHzの正弦波。振幅は5Vp-pほどです。
(Vp-p = ±のピーク幅を数えた電圧)

 FGの機能のことなんですけど、正弦波を出した、というよりは、なんとか形を正弦波らしく整えた…という感じです。そういうFG。



 同じ信号を別のオシロスコープで表示してみました。
 タイムベース(横1マス当りの時間)、垂直感度(縦1マス当りの電圧)を両者のオシロスコープで同じにしたところ、まったく同じ波形が見られました。
 一致するというのはなんかうれしいですね。
 秋月オシロの信頼性アップ!



注意点

●秋月オシロの注意点


▲動画1 波形がぶれる様子
動画再生できない場合はダウンロード
・波形によっては表示が安定したりぶれたりします。同じ信号でも高価なオシロではぶれないけど、秋月オシロではぶれる、という違いがあります。
 ぶれる様子は動画1のとおり。
 信号として安定感のある波形ならぶれないかなと思います。

・秋月オシロで測れる周波数は1MHzまでです。
・波形は50Vp-pまでしか測れません。コンセントは交流ですが100V(正確には125Vくらいだっけ…)あるので、「コンセントを測ってはいけない」と説明書に書かれています。
・説明書は英語です。
 英語だけで組み立てて、英語の説明でよくわからないまま操作というのも不安だと思うので、私が日本語訳を個人的に作成しました。
 しかし、著作権の関係でホームページで公開はできません。
 ほしい方はこちらまでメールをください。
『ホームページ見ました。秋月オシロの組立説明書と操作説明書の日本語訳をください』
という感じで簡単に連絡いただければOKです。
・組立を完成した後、波形がうまく出ないなと思ったら、プローブのGNDと本体のGNDの接触が悪く、つながっていませんでした。プローブ側のコネクタを少し湾曲させて接触をよくしたら波形が出ました。


●秋月FGの注意点

・細かいプラスドライバやマイナスドライバを使用して小さなつまみを回して、手探りするみたいに試行錯誤・調整して、ほしい波形を導き出すようなファンクションジェネレーターです。
 使い勝手はあまりよくない気がしますが、安価で交流波形が手に入ります。
 考えてみれば、普通の生活の身の回りには手に取って測れるような交流波形ってほとんどありませんよね。
 正弦波のほか、矩形波や三角波も出せます。
・出せる波形は1MHzまでです。
※最近はDDS(ダイレクトデジタルシンセ)という信号発振器も安く売られています。DDSはずっと性能が良いらしいのでお勧めです。
FGと信号発振器とDDS、それからSGなどはみんな同じ波形を出すという仕事をする機器です。
名前が違うだけだったり、方式が違う、という違いです。(たぶん)

総じて
●秋月オシロ
自分で組み立てる楽しみはありました。
ただ、やはり本格的な高価なオシロスコープと比べると、劣る感じはします。(価格から言って当然ですけど)
オシロスコープがあれば、マイコンが動かないとき、少なくともクロックは出てるのかな?と思ってその矩形波を調べられるし、スイッチのチャタリングの波形も見られるんじゃないかと思います。オシロがなければ、どうやってマイコンのクロックの様子を見られるのかなと思います。
そういうわけで、秋月オシロというより、オシロスコープそのものをお勧めします。そして安価なので自動的に秋月オシロはお勧めできます。
ただ、本当にお勧めするには、もうちょっと私の検証実験が足らない気もします。
勧められて買って組み立てたはいいけど、あんまり使えない…というのじゃいけませんからねぇ。
というわけでまだ、お勧め未満 です。
ただ自分は気に入っています。
(実用できるかは別として、)コンパクトだし、シンプルだし、なんとなくイケてるから。

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