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絵を上手に描くには? その2

絵を上手に描くには?といつも考える

◎いつものように以下の文書を作って、アップロードして、後から読み返してみると、ちょっと違うな…と思い、削除しようと思ったんですが、率直にそう思うことや、昔から本当にそう考えてきたことだったりするので、まぁ、言葉に おごり や 思い込み に似たようなニュアンスがあるような気がしますが、そのままアップロードしておくことにします。
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いつも考えることですが、絵を描くのに必要なことってなんだろう?
  • 「ほめてくれる人」が近くにいること。
    それは私の場合は母親でした。
    母親が私にとって、絵を描くために必要だったかと自問するとYESです。
    ただし無闇になんでも ほめてくれていたわけではないみたいで、ほめられるための条件が、前提で必要みたいです。
    その条件と言うのは、実際にある程度絵が上手であること。
  • 「描いた絵の良いところを探して ほめてくれる人」がいること
    みんなが馬鹿にする中で、一人でも、良いところを見つけて ほめてくれれば、小さな芽が育ち始めると思います。
    これは母親ではなく、私自身です。
    昔小学校の教室で誰かがキン肉マンのテリーマンの絵を描いてきて、みんなが「下手だ」と言って笑っていましたが、私は「昔のテリーマンはこんな感じだった」と言った覚えがあります。そのとき100%の笑いの場が50%に下がっていたと思います。誰もがみんなで下手だと言うだけだったら、なんの希望もないでしょう。絵の道はなくなると思います。
    お世辞じゃなく、無理に言ってるわけでもなく、本当にいいところを見つけて ほめてくれることが必要です。
    「小さな芽を生かせるか」そういう目であなたが今まで下手だと思っていた誰かの作品を見ると、良いところに気付きます。良いところに気付いたら、その作品を特に下手だと思わなくなるかも。仮に下手であることが事実であるとしてもそれは別次元の話で、視界に入らなくなります。良いところを探そうとしたり良いところに気付いた時点で別次元になります。
  • 職人気質。自分で作ったものを、「ちょっと違うな」と言ってまた作り直すような根気です。頑張って作ったものでも、「このまま作ったら失敗作になる」と思った時点ですべて消してやり直す根気。これがないと 作り直して 作り直して だんだん良い物になっていく…ということがないと思います。
    たとえば絵ではありませんが、3DCGを中学生に教える、というページを半年以上前から私は製作していますが、なかなか公開できません。9割以上完成していますが、「これじゃだめだな」と、どうしても思ってしまい、5回くらいゼロからやり直ししています。この文章を書いているついさっきも9割完成しているその3DCGのページをまたバラバラに崩してしまいました。作り直しです。こうやってどんどん良いものに近づいていくと実感しますが、もう繰り返しし過ぎて気持ちが参ってきています。
    映画や漫画や小説の世界では、編集者が著者に対して繰り返しボツを言い放つというのが理想だと思いますが、最近はなんかつまらない作品がちらほら公開されていて、編集者は著者に対して強い態度でボツを言えなくなってきているのかなと思ったりします。
  • 時間。友達が少なく、遊びに誘われず、暇があり、一人遊びをする必要がある人は、たぶん絵を描く機会、上手になる機会に恵まれています。逆にたくさん誘われる人は 絵を描く暇がないと思います。友達に誘われる人ほど、気楽な性格をしている人であって、神経質とは逆方向です。神経質な人は、ここは違うと言い、自分で描く絵を修正できる人です。その代り、神経質なので友達から誘われることも少ない傾向にあると思います。言いたいのは、友達の多い人、絵が描ける人、それぞれの良さがあるということです。昔からいつも思います。こんなふうに言っても理解されないかなぁ…。
    兄には友達がたくさんいて、奥さんもいて可愛い子供もいる。自分は友達はいない状態に近く、奥さんも子供もできる見込みなし。なしなしなーし。兄は自分は平凡だと言い私を羨ましがる。私はあれ作ったりこれ作ったりいろいろ。でも人付き合いには四苦八苦している。
    昔、兄がおもちゃ屋さんのレジのおじさんの前で、「こいつの作るプラモすごいんですよ」と ほめてくれた思い出があり、兄は兄として偉いと思う。大切な思い出です。
  • 形に興味があること。興味深い形に目が魅かれる。
    ・正座をしたとき、正面から見ると、ひざはただの丸2個になってる。
    (こう→○○)
    ・ウルトラマンがジュワっとやるとき、手がでかい。手の平を大きく描いて、手の平から肩への腕本体は省略していい。そういう斬新さが面白い。
    ・道端の木の枝の細かい枝の生え方。自分で描くよりも自然できれいだ(自然なんだから当然ですが)、こうなっているのか、と感心する。
    ・アメリカ人の堀の深い顔の目のあたりの堀の入り方。女性の顔を魅力的に描くのに応用できそうだ…。
    …とかそんな感じ。もし私から形の興味を外してしまうと、絵を描くやる気が大きく そがれるかな?と思う。
    どうして形への興味と、絵を描くやる気がつながっているのかと言うと、良い形だなと思うほど、描きたいと思うんです。
  • キン肉マンのカッコイイ漫画の1コマ、ドラゴンボールのカッコイイ1コマ、若い女性に、おじさんの個性的な顔など自分が好きなものがあって、それで描こうと思います。
    私がいつも見ていた猫のあの様子を描こう、と思って描いた絵(3Dモデル)がこれです。

    2匹の猫が2匹揃って、興味深い何かを観察している様子。
    この2匹にかかったら、その対象はひとたまりもありません。
    猫など、好きなものならよく知っている(昔よく見てた)し、楽しく描ける。
  • 体のしくみ。骨の形。肉の形。
    人によってそれぞれだと思いますが、私の場合は骨の勉強は必要で、肉の形は不要でした。骨を勉強すると関節を中心に回転させれば別のポーズになるので、説得力のある絵へと上達します。肉も同じように上達すると思いますが、私はそこまでは必要を感じないので勉強してません。
  • 強いて言えばペン先を自分の思い通りに動かせること。つまり、ペンを動かすことに慣れていること。
  • かなり大切なことは、人の心に届くかどうかです。絵が下手な人の中に、絵が上手な人が嫉妬するような、人の心に届くイラストを描く才能をみせる人 がいます。どんなに上手に描いても見向きもされないジレンマ。人の心に届かないジレンマ。「あ、これわかる~♪」と人の心に届くことがたまに大切です。私 は10作品中、1回以下の割合です。1割打者。可愛い女の子を描いたら、幼い女の子が「あっかわいい~」と言ってくれた。そういうとき嬉しい。
    年賀状だって3Dで描いて印刷したきれいなものよりも、木彫りの木版画の年賀状のほうが温かみがあるんですから。そういうものに囲まれた生活のほうが心が豊かになるんじゃないかなぁ。
    そういうものを あなたは描けるのでは?

思いつくのはこれくらいです。

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